明けましておめでとうございます。

本年も東都のれん会をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、令和4年・2022年の干支は、壬寅(みずのえ・とら)。壬(みずのえ)は「妊」に通じて、新たな命の芽吹きを、寅(とら)は決断と才知を象徴しており、苦難の時を越えて光がさしてくる年といわれています。良い1年になるといいですね!

さて、江戸の浮世絵も縁起のよい1枚を。広重の『名所江戸百景』から「日本橋雪晴」です。
手前右に、日本橋の魚河岸。日本橋川には初荷の魚介類を満載した舟が次々に上ってきていて、大都市・江戸の繁栄ぶりが描かれています。さらに、日本橋の上には、江戸城に登城する大名の行列。江戸城は、画面の上方に。そして快晴の空の下には富士山。晴れ晴れとしたいい絵ですね。
こうした絵に、江戸っ子は元気をもらい、地方の人たちは江戸へのあこがれを募らせていったことでしょう。

図1
『名所江戸百景 日本橋雪晴』広重,国立国会図書館