【第四十二回目】
榮太樓總本鋪:時代を超えて愛される「粋」な飴。

老舗のコンシェルジュです。こんにちは。
今年は名橋「日本橋」が誕生して99年目の年になるそうです。つまり来年は架橋100年! すごいですね。いろいろなイベントも企画されているようで楽しみです。
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ところで、この日本橋の南西詰めに、江戸から続く老舗菓子店「 榮太樓總本鋪」があるのは皆さん、ご存知ですよね? 私はこの店の「名代金鍔(きんつば)」と「豆々也(まめまめなり)」が大好物なんですが、本日は「飴」にスポットライトを当ててご紹介しましょう。

榮太樓總本鋪の創業は、1818年(文政元年)。初代が江戸に出てきて、小さな煎餅店を構えたことに始まるそうです。その後、3代目の細田安兵衛が今の場所で独立店舗を構え、自分の幼名(栄太郎)にちなんで「榮太樓」に改号。そして、文久年間に生まれた名物が「梅ぼ志飴」でした。それが、これ!

そう、今も愛されているロングセラー商品です。缶や袋のデザインもおなじみですね! 鍋でじっくり丹念に炊き上げて作る、なめらかで口溶けの良い有平糖をベースにしているので、飽きの来ない甘さが身上。そして、色や形は似ているものの、酸っぱいものの代表である「梅干し」をとって名づけたところが江戸名物にふさわしい! と、江戸っ子たちに大評判となりました。
江戸から明治、大正、昭和、平成と、時代を超えて愛されてきた榮太樓飴。その長い歴史のなかで磨かれた技は「あめや えいたろう」という新しい店も誕生させました。伊勢丹新宿店の地下にあるショップ。ここで、斬新で、おいしく、美しく、機知に富んだ飴が売られているのです。 たとえば、こーんなの。

ね、飴の常識を超えていて、思わず買いたくなっちゃうでしょう?! どんな味? どんな食感? 舐めてみたいっ!…って。 1店だけの限定というところが、また憎らしいですよね。

このほかにも異業種とのコラボレーションなど、飴の老舗は、いろんなところで挑戦を続けています。これからも、楽しい企画が出たらお知らせしていきますね。
ではでは、また。

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