こんにちは。東都のれん会です。10月はお祭り月。老舗フェスティバルに、べったら市、神田の古本まつり、大江戸活粋パレード、そして月末にはハロウィン! 注目イベントが続きます。
さて、今月ご紹介する江戸のアートは、古くなって打ち捨てられた道具たちが付喪神(つくもがみ)と呼ばれる妖怪になる物語を描いた絵巻物のワンカットです。ハロウィンの仮装は悪魔やゾンビなど恐いものが多いですが、日本の妖怪はどこか愛嬌がありますね。でも、道具たちが妖怪にならないように、大切に使い、使い切ってお別れしましょう。
「もったいない」の精神は、江戸時代から続いています!

付喪神繪、国立国会図書館蔵